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下の句50音順にたどる百人一首 No.30 けふを

百人一首
11 /23 2018
No.30(No.54)
下の句
けふを・かぎりのいのちともがな
(今日を限りの 命ともがな)

上の句
わすれ・じのゆくすえまではかたければ
(忘れじの 行末までは かたければ)

意味
あなたはいつまでも忘れないとおっしゃるが、遠い将来のことは頼みがたいので、今日を限りに私の命が絶えてしまったらどんなにいいでしょう。

出典
『新古今集』巻13恋3・1149
「中関白かよひそめはべりけるころ」

作者
儀同三司母(儀同三司は藤原伊周の官名)
高階貴子
生年不詳~996。平安中期の歌人。
高階成忠の娘。藤原道隆の妻で定子、伊周、隆家の母。
円融院に仕え、高内侍と呼ばれた。

備考
「忘れじ」は「忘れまい」という誓いの言葉。
「かたけれ」は難しい、(中関白の誓いの言葉を)頼みにしがたいの意。
「もがな」は願望の終助詞。


参考書籍
『百人一首一夕話 上・下』 尾崎雅嘉著 岩波文庫
『ビジュアル版 日本の古典に親しむ② 百人一首』 大岡信著 世界文化社
『別冊太陽 百人一首への招待』 吉海直人監修 平凡社
『解説 百人一首』 橋本武著 ちくま学芸文庫


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