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「フェルメール展」 訪問

展覧会
10 /22 2018
本日もご訪問いただきありがとうございます。

上野の森美術館で開催中のフェルメール展を観てきました。

本展覧会の通常の展覧会と異なる点は、日時指定入場制ということです。

フェルメール作品が8点(作品入れ替えがあり、2回行けば計9点)展示されるため、多数の入場者が予想されることからの方針と思われます。

実際、日曜日9:30~10:30入場のチケットで10:00ころ到着して、20分待ちで入場できましたが、日時指定でなければ入場するのに2時間は待たなければならなかったのではないかと思うので、正しい選択だと考えます。

2000年の大阪市立美術館で開催された「フェルメールとその時代」展では、朝一で行っても2時間近く待った記憶があります。

入れ替え制ではなく、入館後は閉館までいてもいいので、時間を気にする必要はありません。

ただ、常時20~30人は各作品の前にいるので、ゆっくりこころゆくまで観れるというわけではありません。

また、係員の注意を促す声も耳障りです。

「前列で見終わった方は先へおすすみください」だの、「見る順番は決められていないので、すいているところからkご覧ください」だの、非常に不快に感じます。

主催者からの指示でしょうから、彼女たちの責任ではありませんが、声優やナレーションのプロではないので、やはりうるさく感じます。

やはり、観たい絵は本来所蔵されている美術館で観るべきということでしょうか。

観覧料も、通常の企画展では1600円が現在の相場ですが、本展覧会では2500円と高く設定されています。

普通は別料金の音声ガイドがもれなくついていますが、それを入れたとしても400円高くなっています。

図録も2500円が相場ですが、特に豪華なわけでもありませんが、3000円です。

ほとんどの人はフェルメールの作品だけが目当てだと思いますが、それだけでは一つの作品に100人以上が集まることになるので、観客を分散させる意味で、フェルメールの作品が展示されている部屋にたどりつく前に約50点のオランダのほかの画家の作品も展示されています。

私も、フェルメールの作品さえ観れればよかったのですが、ざっと眺めた中で、教会の内部を専門に描いたピーテル・サーンレダム、フェルメールと同時期に活躍し、お互いに影響されたと思われるピーテル・デ・ホーホ、そして、フェルメールの影響を受けたことが推測され、今回初めてその名を知ったハブリエル・メツーの作品は、個人的には観る価値があったと思います。


公式ホームページ
https://www.vermeer.jp/
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