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『夕陽妄語』を読むために 「「けじめ」の意味論的考察

加藤周一
08 /11 2018
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「「けじめ」の意味論的考察」 1989.6.15

・『伊勢物語』:平安初期の歌物語。『在五が物語』、『在五中将物語』、『在五中将の日記』とも呼ばれる。ある男の元服から死にいたるまでを数行程度(長くて数十行、短くて2~3行)の仮名の文と歌で作った章段を連ねることによって描く。それぞれの冒頭が「昔、男……」と始まり、その多感な「昔男」の恋愛、友情、流離、別離など多岐にわたる内容が、和歌を中心に語られる小編の物語集。歌人在原業平の和歌を多く採録し、主人公を業平の異名で呼んだりしている(第63段)ところから、主人公には業平の面影がある。ただし主人公が業平とあらわに呼ばれることはない。

・業平(在原業平 825~880):平安前期の貴族・歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。平城天皇の孫で、阿保親王の5男。美男子の代表とされ、『伊勢物語』の主人公と考えられている。

・リクルート事件:中曽根内閣の下で有力な政治家にリクルートの関連会社リクルート・コスモス社の未公開株の譲渡を含め、金銭的便宜を図り、自社の利益を獲得しようとした贈収賄事件。1988年発覚。



参考書籍
日本大百科全書 小学館
世界大百科事典 平凡社
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