『夕陽妄語』を読むために 「日本は変わったか」
加藤周一
「日本は変わったか」 2000.12.20
・清少納言:既出(「近うて遠きもの・遠くて近きもの」http://selfdevelopment578.blog.fc2.com/blog-entry-1794.html)
・紫式部(973ころ~1014ころ):平安中期の女流作家。越前守藤原為時の娘。藤原宣孝と結婚し、夫の没後「源氏物語」を書き始める。一条天皇の中宮彰子に仕え藤原道長らに厚遇された。
・谷崎潤一郎:既出(「翻訳の勧め」http://selfdevelopment578.blog.fc2.com/blog-entry-925.html)
・川端康成:既出(「川端康成から大江健三郎へ」http://selfdevelopment578.blog.fc2.com/blog-entry-1000.html)
・藤原道長(966~1028):平安中期の公卿。兼家の五男。娘を次々と后に立て外戚となって内覧・摂政・太政大臣を歴任し、権勢を振るい栄華をきわめた。晩年に出家し法成寺を造営。関白になった事実はないが御堂関白みどうかんぱくと称された。
・女真族:ツングース系民族の一種。中国東北部に居住し、12世紀に金、17世紀に清を建国。1019年刀伊 と呼ばれた女真族が九州北部を襲った。
・刀伊:中国東北部や沿海州に住んでいた女真族。1019年、対馬・壱岐・筑前を襲ったが、大宰府の官人に撃退された。日本で、これを「刀伊の入寇」とよんだ。朝鮮語で夷狄の意味。
・『栄華物語』:平安時代の歴史物語。40巻(正編30巻、続編10巻)。作者については正編が赤染衛門とする説が有力。続編については出羽弁といわれるが未詳。正編30巻は1028~1034年の間、続編10巻は1092~1107年の間の成立とされる。藤原道長・頼通の栄華を中心に、宇多天皇から堀河天皇まで15代、約200年間の歴史を物語風に編年体で記す。世継物語。
・『往生要集』:仏教書。3巻。源信著。985年成立。諸経論中より往生の要文を抜粋し、往生浄土の道を説いたもの。
・源信(942~1017):平安中期の天台宗の僧。比叡山の良源に師事。横川恵心院に住んで著述に専念、「往生要集」を著してのちの浄土教成立の基礎を築いた。恵心僧都。横川僧都。
チェック内容
・「実力者と権威(すなわち正当性の源泉)との相互依存という権力の二重構造は、後に「院政」を生み、京都と鎌倉の二重政府を作り、幕藩体制の内部にも浸透して、明治以降の天皇制官僚国家に及ぶ。」
参考書籍
日本大百科全書 小学館
世界大百科事典 平凡社
デジタル大辞泉 小学館
ブリタニカ国際大百科事典 ブリタニカ・ジャパン
精選版 日本国語大辞典
本日もご訪問いただきありがとうございました。

備忘録・雑記ランキン
・清少納言:既出(「近うて遠きもの・遠くて近きもの」http://selfdevelopment578.blog.fc2.com/blog-entry-1794.html)
・紫式部(973ころ~1014ころ):平安中期の女流作家。越前守藤原為時の娘。藤原宣孝と結婚し、夫の没後「源氏物語」を書き始める。一条天皇の中宮彰子に仕え藤原道長らに厚遇された。
・谷崎潤一郎:既出(「翻訳の勧め」http://selfdevelopment578.blog.fc2.com/blog-entry-925.html)
・川端康成:既出(「川端康成から大江健三郎へ」http://selfdevelopment578.blog.fc2.com/blog-entry-1000.html)
・藤原道長(966~1028):平安中期の公卿。兼家の五男。娘を次々と后に立て外戚となって内覧・摂政・太政大臣を歴任し、権勢を振るい栄華をきわめた。晩年に出家し法成寺を造営。関白になった事実はないが御堂関白みどうかんぱくと称された。
・女真族:ツングース系民族の一種。中国東北部に居住し、12世紀に金、17世紀に清を建国。1019年刀伊 と呼ばれた女真族が九州北部を襲った。
・刀伊:中国東北部や沿海州に住んでいた女真族。1019年、対馬・壱岐・筑前を襲ったが、大宰府の官人に撃退された。日本で、これを「刀伊の入寇」とよんだ。朝鮮語で夷狄の意味。
・『栄華物語』:平安時代の歴史物語。40巻(正編30巻、続編10巻)。作者については正編が赤染衛門とする説が有力。続編については出羽弁といわれるが未詳。正編30巻は1028~1034年の間、続編10巻は1092~1107年の間の成立とされる。藤原道長・頼通の栄華を中心に、宇多天皇から堀河天皇まで15代、約200年間の歴史を物語風に編年体で記す。世継物語。
・『往生要集』:仏教書。3巻。源信著。985年成立。諸経論中より往生の要文を抜粋し、往生浄土の道を説いたもの。
・源信(942~1017):平安中期の天台宗の僧。比叡山の良源に師事。横川恵心院に住んで著述に専念、「往生要集」を著してのちの浄土教成立の基礎を築いた。恵心僧都。横川僧都。
チェック内容
・「実力者と権威(すなわち正当性の源泉)との相互依存という権力の二重構造は、後に「院政」を生み、京都と鎌倉の二重政府を作り、幕藩体制の内部にも浸透して、明治以降の天皇制官僚国家に及ぶ。」
参考書籍
日本大百科全書 小学館
世界大百科事典 平凡社
デジタル大辞泉 小学館
ブリタニカ国際大百科事典 ブリタニカ・ジャパン
精選版 日本国語大辞典
本日もご訪問いただきありがとうございました。

備忘録・雑記ランキン
スポンサーサイト