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各国個人的調査  ブルキナファソ

国情報
03 /19 2023
ブルキナファソ ( 布基納法索 )


0.国名・国旗      
国名
「高潔な人の祖国」「清廉な国」という意味。
ボルタ川上流に位置するため、フランスの植民地時代は「オートボルタ(ボルタ川の上流)」と呼ばれ、1960年に独立したときもオートボルタという国名だったが、1984年にクーデターで社会主義路線を打ち出し現在の国名に変えた。


国旗
比率 2:3 1984年制定

1984年に国名が変更されたときに採用された。
星は革命の原理と指導力の象徴とも言われている。
赤・黄・緑は汎アフリカ色。
黄:金などの鉱物資源と希望ある未来
赤:革命と革命で流された血
緑:農業と希望
を表す。


1.面積
27.42万㎢ (日本の約70%)


2.人口・人口密度
2,150万人(2021年 世銀)

78.4人/㎢


3.首都
ワガドゥグ


4.言語
フランス語(公用語)、モシ語、ディウラ語、グルマンチェ語、プル(フラニ)語等約60言語


5.宗教
伝統的宗教57%、イスラム教31%、キリスト教12%


6.略史
11〜13世紀:モシ族の王国
1904:仏領西アフリカ連邦
1960:独立宣言
1984:国名変更(上ヴォルタからブルキナファソへ)


7.通貨
CFAフラン


8.政治
共和制

元首:大統領

議会:暫定立法議会


9.経済
農業(粟、とうもろこし、タロイモ、綿及び牧畜)


10.世界遺産(3件)
文化遺産(2件)
・ロロペニの遺跡群(2009)
・ブルキナファソの古代製鉄遺跡群(2019)

自然遺産(1件)
・W=アルリ=ペンジャリ国立公園複合体(1996、2017)

世界遺産オンラインガイド
https://worldheritagesite.xyz/africa/burkina-faso/


11.その他
・1969年から首都ワガドゥグで2年ごとに開催されているワガドゥグ全アフリカ映画祭(通称フェスパコ)は、アフリカ最大規模の国際映画祭。



参考サイト
外務省:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/burkina/data.html#section1


参考書籍
『国旗・国歌の世界地図』21世紀研究会編 文春新書 2008年
『今がわかる時代がわかる 世界地図 2016年版』 成美堂出版
『世界遺産大事典』上・下 マイナビ出版 2016年
『なるほど知図帳世界 2017』 昭文社
日本大百科全書 小学館
世界大百科事典 平凡社


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各国個人的調査  ブルガリア共和国

国情報
03 /05 2023
ブルガリア共和国 ( 勃牙利 )


0.国名・国旗      
国名
国民の人種名ブルガール人に由来する。意味は「ボルガ河流域から来た人」。大河を意味するボルガと人を意味するガリに、ラテン語の地名接尾語イアから成る。

国旗
比率 3:5 1990年制定

19世紀初めのトルコからの独立闘争を支援してくれた同じスラブ民族の帝政ロシアの旗を手本に作られた。
ロシア国旗の青の帯を緑に変えた旗。
第二次世界大戦後、社会主義国となった際、旗の中央に麦と歯車の紋章が加えられたが、民主化された現在は除かれている。
白:平和と友好
緑:農業と森林
赤:軍隊の勇気と忍耐
を表す。


1.面積
11.1万㎢ (日本の約1/3)


2.人口・人口密度
690万人(2021年 世銀)

62.2人/㎢


3.首都
ソフィア


4.言語
ブルガリア語


5.宗教
大多数はブルガリア正教(ギリシャ正教等が属する東方教会の一派)。他にイスラム教徒、少数のカトリック教徒、新教徒等


6.略史
681:第1次ブルガリア帝国成立(~1018年)
1185:第2次ブルガリア帝国成立(~1396年)
1396:オスマン帝国による占領(~1878年)
1879:ブルガリア公(王)国成立(~1944年)
1944:共産主義政権成立
1946:ブルガリア人民共和国成立
1989:共産党独裁体制終焉
1991:民主的な新憲法採択


7.通貨
レフ


8.政治
共和制

元首:大統領

議会:一院制


9.経済
農業(穀物・酪農)、工業(化学・石油化学、食品加工、エネルギー産業、自動車部品、医薬品産業等)、IT産業・サービス、観光


10.世界遺産(10件)
文化遺産(7件)
・ボヤナ教会(1979)
・マダラの騎士(1979)
・カザンラクのトラキア人の墳墓(1979)
・イヴァノヴォの岩窟教会群(1979)
・ネセバルの古代都市(1983)
・リラ修道院(1983)
・スヴェシュタリのトラキア人の墳墓(1985)

自然遺産(3件)
・スレバルナ自然保護区 (1983)
・ピリン国立公園(1983)
・カルパティア山脈などの欧州各地のブナ原生林群(2007)

世界遺産オンラインガイド
https://worldheritagesite.xyz/europe/bulgaria/
ユネスコ
https://www.unesco.or.jp/activities/isan/worldheritagelist/europe_1/



11.その他
・主要国1人当たりのヨーグルトの年間消費量は32㎏で、ブルガリアが世界トップ。日本は年間5㎏。



参考サイト
外務省:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bulgaria/data.html#section1


参考書籍
『国旗・国歌の世界地図』21世紀研究会編 文春新書 2008年
『今がわかる時代がわかる 世界地図 2016年版』 成美堂出版
『世界遺産大事典』上・下 マイナビ出版 2016年
『なるほど知図帳世界 2017』 昭文社
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各国個人的調査  フランス共和国

国情報
02 /19 2023
フランス共和国 ( 仏蘭西 )


0.国名・国旗      
国名
5世紀末にフランク王国を建てたフランク族の名に由来。フランク族はゲルマン人の一部族で、フランカという投槍を得意としたため「フランク族=投槍族」と呼ばれた。

国旗
比率 2:3 1794年制定

フランス革命のとき、革命軍が付けた帽章の色に由来する。
青・白・赤の三色旗(トリコロール)は「自由・平等・博愛」を表す。
最初は赤・白・青の順だったが、青が空を背景にすると見えにくいので、赤と青の順を変えた。


1.面積
54.4万㎢ (フランス国立統計経済研究所)


2.人口・人口密度
約6,790万人(2022年7月1日、フランス国立統計経済研究)

124.8人/㎢


3.首都
パリ


4.言語
フランス語


5.宗教
カトリック、イスラム教、プロテスタント、ユダヤ教等


6.略史
481:メロヴィング朝フランク王国
751:カロリング朝フランク王国
987:カペー朝フランス王国
1328:ヴァロワ朝フランス王国
1337〜1453:百年戦争
1589:ブルボン朝フランス王国
1792:ナポレオン帝政
1814:ブルボン朝復活
1830:七月革命 オルレアン朝
1848:ニ月革命 第二共和制
1852:ナポレオン三世 第二帝政
1870:第三共和制
1940:ヴィシー・フランス
1946:第四共和制
1958:第五共和制


7.通貨
ユーロ


8.政治
共和制

元首:大統領

議会:二院制


9.経済
自動車、化学、機械、食品、繊維、航空、原子力等。
農業は西欧最大の規模。工業においては自動車産業、宇宙・航空産業、原子力産業などの先端産業が発達。


10.世界遺産(49件)
文化遺産(42件)
・ヴェズレーの教会と丘(1979)
・シャルトル大聖堂(1979)
・モン・サン・ミシェルとその湾(1979)
・ヴェルサイユの宮殿と庭園(1979)
・ヴェゼール渓谷の先史的景観と装飾洞窟群(1979)
・フォントネーのシトー会修道院(1981)
・アルルのローマ遺跡およびロマネスク様式の遺跡(1981)
・アミアンの大聖堂(1981)
・フォンテーヌブロー宮殿(1981)
・オランジュの古代ローマ劇場、その周辺および凱旋門
・サン・サバン・シュル・ガルタンプ修道院(1983)
・ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場(1983)
・ポン・デュ・ガール(1985)
・ストラスブールのグラン・ディルとノイシュタット(1988)
・ランスのノートルダム大聖堂、サンレミ旧大修道院及びトー宮殿(1991)
・パリのセーヌ河岸(1991)
・ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂(1992)
・アヴィニョン歴史地区:法王庁、大司教座総体および、サン・ベネゼ橋(1995)
・ミディ運河(1996)
・カルカッソンヌの城塞都市(1997)
・フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(1998)
・リヨン歴史地区(1998)
・フランスとベルギーの鐘楼群(1999)
・サン・テミリオン(1999)
・シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷(2000)
・中世都市プロヴァン(2001)
・オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル(2005)
・月の港ボルドー(2007)
・ヴォーバンの城塞群(2008)
・サラン=レ=バンの大製塩所からアル=ケ=スナンの王立製塩所までの煎熬塩の生産(2009)
・アルビの司教都市(2010)
・コースとセヴェンヌ、地中海の農耕・牧畜の文化的景観(2011)
・アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群(2011)
・ノール=パ・ド・カレーの鉱業盆地(2012)
・ショーヴェ=ポン・ダルク洞窟とも呼ばれるアルデシュ県ポン・ダルクの装飾洞窟(2014)
・シャンパーニュの丘陵・家屋・地下貯蔵庫群(2015)
・ブルゴーニュ地方のブドウ栽培地域クリマ(2015)
・ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献(2016)
・タプタプアテア(2017)
・ヴィシー、「ヨーロッパの偉大な温泉都市」(2021)
・ニース、リヴィエラの冬季保養都市(2021)
・コルドゥアン灯台(2021)

自然遺産(6件)
・ピアナのカランケ、ジロラータ湾、スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾(1983)
・カルパティア山脈のブナ原生林とドイツの古代ブナ林群(2007)
・ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系(2008)
・レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群(2010)
・ピュイ山脈とリマーニュ断層の地殻変動地域(2018)
・フランス領南方地域の陸と海(2019)

複合遺産(1件)
・ピレネー山脈のモン・ペルデュ(1997)

ユネスコ
https://www.unesco.or.jp/activities/isan/worldheritagelist/europe_1/

Explore France
https://www.france.fr/ja/news/article/39922


11.その他
・国土は本土のほか、地中海に浮かぶコルシカ島、南アメリカ大陸北東のフランス領ギアナ、カリブ海のマルティニーク、グアドループ、インド洋のレユニオンといった4海外県、およびニューカレドニアやフランス領ポリネシアなどオセアニアの属領をも含む。



参考サイト
外務省:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/france/data.html#section1


参考書籍
『国旗・国歌の世界地図』21世紀研究会編 文春新書 2008年
『今がわかる時代がわかる 世界地図 2016年版』 成美堂出版
『世界遺産大事典』上・下 マイナビ出版 2016年
『なるほど知図帳世界 2017』 昭文社
日本大百科全書 小学館
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各国個人的調査  ブラジル連邦共和国

国情報
02 /05 2023
ブラジル連邦共和国 ( 伯刺西爾 )


0.国名・国旗      
国名
この土地にたくさんあった赤い染料をつくる木ブラジルウッド(和名ブラジル・スオウ)の名前が由来。

国旗
比率 2:3 1972年制定

中央の紋章の天体は、無血革命で共和制になった日時のリオデジャネイロ市の夜空を再現したもの。
南十字星を中心に描かれた27の星は首都ブラジリアと州の数を表している。
天球儀を横切る帯には「秩序と進歩」という標語が記されている。
緑に黄色の菱形は王政時代の国旗を受け継いだもの。
緑:森林資源
黄:鉱物資源
を表す。


1.面積
851.2万㎢ (日本の22.5倍)


2.人口・人口密度
約2億1,400万人(2021年 世銀)

25.1人/㎢


3.首都
ブラジリア


4.言語
ポルトガル語


5.宗教
カトリック約65%、プロテスタント約22%、無宗教8%(ブラジル地理統計院、2010年)


6.略史
1500:ポルトガル人カブラルによるブラジル発見
1822:ポルトガルより独立
1889:共和制樹立


7.通貨
レアル


8.政治
連邦共和制

元首:大統領

議会:二院制


9.経済
製造業、鉱業(鉄鉱石他)、農牧業(砂糖、オレンジ、コーヒー、大豆他)


10.世界遺産(23件)
文化遺産(15件)
・古都オウロ・プレト (1980)
・オリンダ歴史地区 (1982)
・グアラニーのイエズス会伝道施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・ラ・マジョール(アルゼンチン)、サン・ミゲル・ダス・ミソオエス遺跡群(ブラジル) (1983, 1984)
・サルヴァドール・デ・バイア歴史地区 (1985)
・ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖所 (1985)
・ブラジリア (1987)
・カピバラ山地国立公園  (1991)
・サン・ルイス歴史地区 (1997)
・ディアマンティーナ歴史地区 (1999)
・ゴイアス歴史地区 (2001)
・サンクリストヴォンの町のサンフランシスコ広場 (2010)
・リオデジャネイロ:山と海の間のカリオッカの景観 (2012)
・パンプーリャ近代建築群 (2016)
・Valongo Wharf Archaeological Site (2017)
・Sítio Roberto Burle Marx (2021)

自然遺産(7件)
・イグアス国立公園 (1986)
・サウス-イースト大西洋岸森林保護区群 (1999)
・セラード保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園  (2001)
・ディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群 (1999)
・パンタナル保全地域  (2000)
・ブラジルの大西洋諸島:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群 (2001)
・中央アマゾン保全地域群 (2000, 2003)

複合遺産(1件)
・Paraty and Ilha Grande – Culture and Biodiversity (2019)


11.その他
・アマゾン川流域には2015年までに150に及ぶダムが完成し、今後も数百というダム建設が計画されており、ラテンアメリカでは総発電力の70%以上を水力発電が占める。



参考サイト
外務省:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/brazil/data.html#section1


参考書籍
『国旗・国歌の世界地図』21世紀研究会編 文春新書 2008年
『今がわかる時代がわかる 世界地図 2016年版』 成美堂出版
『世界遺産大事典』上・下 マイナビ出版 2016年
『なるほど知図帳世界 2017』 昭文社
日本大百科全書 小学館
世界大百科事典 平凡社


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各国個人的調査  ブータン王国

国情報
01 /22 2023
ブータン王国 ( 不丹 )


0.国名・国旗      
国名
サンスクリット語の「ボット(チベット)」と「アンタ(端)」の合成語「ボッタンタ」が、転訛したもので、「チベットの端、チベットの国境地方」の意味。サンスクリット語で「高地」を意味する「ブーウッタン」説もある。自称は「ドゥルックユル(龍の国)」。

国旗
比率 2:3 1972年制定

中央に大きく描かれている白龍は王家の守護神で、寛大と清浄を表す。
龍の爪の中で留められた4つの宝石は富を象徴。
対角線で区切られている黄(サフラン色)は王家の権威を表し、オレンジ色はラマ教(チベット仏教)への信仰を表す。
白:純粋さと忠誠心を表す。


1.面積
38,394㎢ (九州とほぼ同じ)


2.人口・人口密度
約77.9万人(2021年 世銀)

20.3人/㎢


3.首都
ティンプー


4.言語
ゾンカ語(公用語)等


5.宗教
チベット系仏教、ヒンドゥー教等


6.略史
17世紀:ガワン・ナムゲルが実権を掌握。
19世紀:ウゲン・ワンチュクが初代の世襲藩王に就任。
2008:王政から議会制民主主義を基本とする立憲君主制に移行。


7.通貨
ニュルタム


8.政治
立憲君主制

元首:国王

議会:二院制


9.経済
農業、林業、電力(水力発電)、観光


10.世界遺産(0件)


11.その他
・国技はアーチェリー。オリンピックの参加種目はこれまでアーチェリー1種のみ。



参考サイト
外務省:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bhutan/data.html#section1


参考書籍
『国旗・国歌の世界地図』21世紀研究会編 文春新書 2008年
『今がわかる時代がわかる 世界地図 2016年版』 成美堂出版
『世界遺産大事典』上・下 マイナビ出版 2016年
『なるほど知図帳世界 2017』 昭文社
日本大百科全書 小学館
世界大百科事典 平凡社


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Radiology2003

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