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出展作品による展覧会回顧 「コロー 光と追憶の変奏曲」

展覧会
12 /24 2022
コロー 光と追憶の変奏曲

国立西洋美術館
2008.6.14~2008.8.31

神戸市立博物館
2008.9.13~2008.12.7

1章 初期の作品とイタリア

1.パレットを持つ自画像
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1840頃

2.コルベイユ近郊、エソンヌノ眺め
ジャン=ヴィクトール・ベルタン
1800-1805頃

3.ルーアン近郊ノボワ=ギヨームの屋敷の門
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1822

4.パリ、サン=ミシェル古橋
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1823

5.ヴィル=ダヴレー、牛飼い女のいる森の入口
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1825頃

6.コロセウムノ眺め
ピエール=アンリ・ド・ヴァランシエンヌ
1782-1784頃

7.ローマのコロセウムノ眺め
アシル=エトナ・ミシャロン
1819頃

8.ローマのコロセウムの習作、あるいわファルネーゼ庭園から見たコロセウム(昼)
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1826

9.ファルネーゼ庭園から見たフォロ・ロマーノ(夕べ)
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1826

10.ローマ郊外の水道橋
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1826-1828頃

11.プッサンの散歩道(ローマの郊外)
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1826-1828頃

12.パピーニョの河岸
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1826

13.チヴィタ・カステラーナの岩々
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1826-1827

14.ローマ近郊の農婦、あるいわナポリノ農婦
アシル=エトナ・ミシャロン
1820

15.ローマ、コローの長持ニ座る老人
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1826.1

16.上を向いて座るイタリア女性、マリア・ディ・ソラ
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1828

17.オーベルラントのスイス女性
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1845-1850頃

18.ローマ、フランス・アカデミーノ噴水盤(ヴィラ・メディチ)
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1845以降

19.ヴィラ・メディチ、ローマ
モーリス・ドニ
1921

20.トリニタ・デイ・モンテイ教会、ヴィラ・メディチから見た眺め
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1833-1834頃

21.ヴェネツィア、広場
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1828

22.ヴェネツィア、広場と円柱
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1828以降

23.ティヴォリ、ヴィラ・デステ庭園
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1843

2章 フランス各地の田園風景とアトリエでの制作

24.フォンテーヌブローの森の農婦
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1830-1832頃

25.フォンテーヌブローの風景
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1830-1835

26.フォンテーヌブローの森のアプルモン峡谷
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1830-1835

27.画家の姪、マリー・ルイーズ・ロール・セヌゴン、未来のフィリベール・ボード夫人の肖像
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1831

28.画家の友人のフェルディナン・オスモンと思われる肖像、あるいわ画家オーギュスト・フランクランの肖像
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1835

29.画家アドルフ・デブロシェールの子供の肖像
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1845頃

30.ヴィル=ダヴレーのガバスュ邸
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1835-1840

31.ヴィル=ダヴレー
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1835-1840

32.ヴィル=ダヴレーのあずまや
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1847

33.ヴィル=ダヴレーー水門のそばの釣り人
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1852

34.ヴィル=ダヴレー、池の堰
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1830頃

35.緑の岸辺で本を読む女
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865-1870頃

36.ヴィル=ダヴレー、白樺のある池
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1855-1860頃

37.ヴィル=ダヴレーの池
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865-1870頃

38.大農園
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1860-1865頃

39.風景
ポール・シニャック
1886頃

40.水汲み場のブルターニュの女たち
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1840-1844頃

41.マント近郊のロルボワーズの教会
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1855頃

42.ロニーのベリーの侯爵夫人の城
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1840

43.エトルタの風車
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1860

44.サン=ロー付近の小さな農家
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1862-1866

45.小さな谷
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1850頃

46.海辺の村、あるいは村の入口
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1850頃、1870に加筆

47.ボーヴェ近くのヴォワザンリュー付近の村の入口
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1850頃

48.風景、朝のボーヴェ近郊
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1860-1870

49.沼のほとりの柳
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865頃

50.ホメロスと牧人たち
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1845

51.少年と山羊
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1847

3章 フレーミングと空間、パノラマ風景と遠近法的風景

52.ヴィルヌーヴ=レ=ザヴィニョンの眺め、サン=タンドレの要塞
プロスペール・マリラ
1836

53.モルヴァンの風景、あるいは広い地平線の見える田園
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1850頃

54.ルーアン付近のセーヌ川
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1835頃

55.ピエルフォン城の眺め
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1834頃

56.ウッソンのロワール河岸の風景
アンドレ・ドラン
1930

57.南仏の風景
アンドレ・ドラン
1932-1933

58.アラス近郊の道、あるいは藁ぶきの家々
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1853-1858

59.オヴェールの村の道、あるいはオヴェール=シュル=オワーズの古い道
ポール・セザンヌ
1872-1873頃

60.パリ近郊の農家の中庭、あるいはパリ近郊のパン屋の中庭
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865-1870頃

61.ドゥエの鐘楼
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1871

62.アルジャントゥイユの大通り
アルフレッド・シスレー
1872

63.アミアン
アンドレ・ドラン
1947

4章 樹木のカーテン、舞台の幕

64.葉むら越しに見たヴィル=ダヴレーの池
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1871

65.カーニュの松林
ピエール=オーギュスト・ルノワール
1919頃

66.木の間越しの春
クロード・モネ
1878

67.ヴィル=ダヴレーの想い出、森にて
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1872

68.傾いだ木
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865頃

69.ヴィル=ダヴレー、傾いだ木のある池
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865頃

70.ヴヌー=ナドンの岩の森
アルフレッド・シスレー
1874

71.農家の前の水辺の木々
ピーテル・コルネリス・モンドリアン(通称ピート・モンドリアン)
1905頃

72.緑の岸辺
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865頃

73.マリセルの柳
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1857

74.夏の木かげの小道
カミーユ・ピサロ
1877

75.木かげ
ピエール=オーギュスト・ルノワール
1880頃

76.ノルマンディーの風景、沼の片すみ
ポール・ゴーガン
1885

5章 ミューズとニンフたち、そして音楽

77.鎌を手にする収穫の女、あるいは鎌を持つ女
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1838

78.本を読む花冠の女、あるいはウェルギリウスのミューズ
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1845

79.手紙を持つ女
ピエール=オーギュスト・ルノワール
1890-1895頃

80.正面/横顔の女の肖像
アンドレ・ロート

81.本を読むシャルトル会修道士、あるいは座って本を読む白い修道士
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1850-1860頃

82.ルイーズ・オディアの肖像
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1852

83.イタリアの女
アンドレ・ドラン
1921

84.ミューズー歴史
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1868-1870

85.バラ色のショールをはおる若い女
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865-1870頃

86.バラ色のスカートの若い女、あるいは左肘をつく若い女
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865頃

87.身づくろいをする若い娘
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1860-1865

88.もの思い
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865-1870頃

89.コローのアトリエ、黒いビロードのドレスを着た若い女
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1870

90.真珠の女
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1858-1868

91.マンドリンを手に夢想する女
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1860-1865

92.エデ
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1870-1871

93.マンドリンを持つ女
アンリ・マティス
1921-1922頃

94.マンドリンを持つ女、コローに基づく自由な習作
ジョルジュ・ブラック
1922-1923

95.水浴するディアナ
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1869-1870頃

96.傷ついたエウリュディケ
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1868-1870頃

97.小さな座る裸婦
パブロ・ピカソ
1907

98.甲冑の男、あるいは騎士
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1868

99.草地に横たわるアルジェリアの娘
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1871、1873に加筆

100.赤いキュロットのオダリスク
アンリ・マティス
1922頃

101.青い服の婦人
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1874

6章 「私は目も心も使って解釈する」

102.山羊飼いのいる風景
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1837

103.サン=ル=ノーブルの道
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1873

104.アルル―の風景、道沿いの小川
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1871-1874

105.牧場の休息地
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1870-1875

106.モルトフォンテーヌの想い出
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1864

107.幸福の島
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1865-1869頃

108.ボロメ島の浴女たち
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1872頃

109.ナポリの浜の想い出
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1870-1872

110.ビブリ
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
1874-1875頃


本日もご訪問いただきありがとうございました。



備忘録・雑記ランキン
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出展作品による展覧会回顧 「サン・ドニ美術館名品展」

展覧会
12 /08 2022
サン・ドニ美術館名品展

東急東横店アートホール
1986.8.29~1986.9.17

エンドーチェーン仙台駅前店
1986.9.26~1986.10.15

熊本県立美術館
1986.10.21~1986.11.16

ナビオ美術館
1986.11.21~1986.12.25

北九州市立美術館
1987.1.4~1987.2.1

岡山県総合文化センター
1987.2.3~1987.3.1

とでん西武
1987.3.6~1987.3.13

ながの東急百貨店
1987.3.27~1987.4.8

1.オダリスク
フランソワ・ブーシェ
1743

2.マラーの死
ルイ・ダヴィッド
1793

3.少女
ルイ・ダヴィッド
1795頃

4.村の踊り
二コラ・アントワーヌ・トーネイ
1800-1805頃

5.旅芸人
二コラ・アントワーヌ・トーネイ
1800-1805頃

6.森のはずれの藁葺きの家
ジョルジュ・ミシェル
不明

7.護衛騎兵の佐官に命令を下すナポレオン
テオドール・ジェリコー
1812-1816

8.村を通り抜ける運河
リチャード=パークス・ボニントン
不明

9.スリーの女たち
アリ・シェフェール
1826頃

10.父の怒りをかうデズデモーナ
ウジェーヌ・ドラクロワ
1852(?)

11.スザンナと老人たち(エスキース)
ウジェーヌ・ドラクロワ
1854頃

12.ポローニアスの死体の前に立つハムレット
ウジェーヌ・ドラクロワ
1854.4-1856

13.マントを与える聖マルタン
ウジェーヌ・ドラクロワ
不明

14.若い女
テオドール・シャセリオ―
1840頃

15.バンクォーの亡霊
テオドール・シャセリオ―
1854

16.小アジア、トルコの思い出(スミルナの近郊)
アレクサンドル=ガブリエル・ドカン
1840

17.ヴィルヌーヴ=レ=ザヴイニョン
不明
19世紀

18.水浴をするダイアナ
カミーユ・コロー
1835(?)

19.イタリアのダンス
カミーユ・コロー
不明

20.アルバノの湖の思い出
カミーユ・コロー
不明

21.オンフルール
カミーユ・コロー
不明

22.沼地
カミーユ・コロー
不明

23.マント(夕暮)、マント大聖堂
カミーユ・コロー
1860-1865頃

24.マント(朝)、マント大聖堂
カミーユ・コロー
1865頃

25.小川、ボーヴェ近郊
カミーユ・コロー
1860-1870頃

26.突風
カミーユ・コロー
1865-1870頃

27.谷間を往く騎馬の人
カミーユ・コロー
1872-1874

28.庭園での優雅な集い
ナルシス・ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ
1844頃

29.女とインコ
ナルシス・ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ
不明

30.森陰
ナルシス・ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ
1874

31.フォンテーヌブローの森
ナルシス・ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ
1874

32.畜舎へ帰る家畜の群れ
コンスタン・トロワイヨン
1856

33.水飼い場
テオドール・ルソー
不明

34.沼地
テオドール・ルソー
1842-1843

35.グレヴィル村近傍、アモー・クーザン
ジャン=フランソワ・ミレー
1855、1871-1874

36.オワーズ川の岸辺
シャルル=フランソワ・ドービニー
1862

37.オワーズ川の岸辺
シャルル=フランソワ・ドービニー
不明

38.夕立時の風景
シャルル=フランソワ・ドービニー
1865

39.ノルマンディー海岸
シャルル=フランソワ・ドービニー
1871

40.風景
ヴィクトール・デュプレ
不明

41.秋の風景
アントワーヌ・シャントルイユ
不明

42.釣り船
ルイ=ガブリエル=ウジェーヌ・イザベイ
1841

43.画家
オノレ・ドーミエ
1867頃

44.「キリスト埋葬」を描く画家
オノレ・ドーミエ
1967頃

45.彫刻家マルチェルロ(カスティリオーネ・コロンナ公爵夫人)
ギュスターヴ・クールベ
1870

46.山間の隘路
ギュスターヴ・クールベ
不明

47.白い服の女
フランソワ・ボンヴァン
1865

48.台所用具を磨く女
フランソワ・ボンヴァン
1873

49.オプテヴォスの沼
フランソワ・オーギュスト・ラヴィエ
不明

50.平原の老樹
フランソワ・オーギュスト・ラヴィエ
1867

51.サン=プリヴェ、ラ・クール=シャイヨ
アンリ・アルピニー
1866

52.藁葺きの家
フェリックス・ジエム
不明

53.刈り入れ
ジュール・ヴェイラッサ
不明

54.女の肖像、法学のための習作
ポール・ボードリー
1880

55.泉
ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ
1869頃

56.ファビオラ
ジャン=ジャック・エネル
不明

57.“母性”のための習作
ウジェーヌ・カリエール
不明

58.パリのノートルダム寺院
ヨハン=バルトルト・ヨンキント
1854

59.狂風
ヨハン=バルトルト・ヨンキント
1865

60.海景、ドルトレヒトの大運河
ヨハン=バルトルト・ヨンキント
1866

61.ロッテルダムの風車
ヨハン=バルトルト・ヨンキント
1870

62.オランダの運河
ヨハン=バルトルト・ヨンキント
1875

63.トル―ヴィルの浜辺
ウジェーヌ・ブーダン
不明

64.トル―ヴィルの港、朝
ウジェーヌ・ブーダン
1888

65.トゥーク川、朝
ウジェーヌ・ブーダン
1889

66.ヴェネツィア、税関とサンタ・マリア・デ・ラ・サルーテ
ウジェーヌ・ブーダン
1895

67.ルーアンの港
スタニスラス・レピーヌ
不明

68.川面の船、月の光
スタニスラス・レピーヌ
不明

69.オー・フルール河岸
スタニスラス・レピーヌ
不明

70.花瓶、花と果物
アントワーヌ・ヴォロン
1855-1858

71.硝子の花瓶のバラ
アンリ・ファンタン=ラトゥール
1894

72.ベリールの岩
クロード・モネ
1886

73.クルーズ川の峡谷
クロード・モネ
1889

74.オペラ座通り
カミーユ・ピサロ
1898

75.ルーヴル
カミーユ・ピサロ
1902

76.カーディフの入江
アルフレッド・シスレー
1897

77.風景
ピエール・オーギュスト・ルノワール
1890頃

78.マオリ族の小像がある静物
ポール・ゴーガン
1889夏(?)

79.リンゴの静物
ポール・ゴーガン
1894.4

80.残照に映える古い家
アンリ・マルタン
不明

81.シャンゼリゼ
ジャン=フランソワ・ラファエリ
1902


本日もご訪問いただきありがとうございました。



備忘録・雑記ランキン

「京都 醍醐寺 真言密教の宇宙」展訪問

展覧会
03 /21 2019
九州国立博物館で開催中の「京都 醍醐寺 真言密教の宇宙」展を観てきました。

昨年秋にサントリー美術館で開催されていたものです。

平日の11:00頃でしたが、人出は少なく、チケット購入も入場も待つ必要はなく、ゆっくり観ることができました。

そのためにサントリー美術館での開催を見送ったので、目論見通りで満足です。

「国宝32件 重要文化財49件」という謳い文句はついていますが、国宝の半数以上はそれほど興味のない書状類なので、一通り観るのに30分はかかりませんでした。

一番の目玉は国宝の「薬師如来および両脇侍像」だと思いますが、重要文化財の「五大明王像」も躍動感のある像容で観ごたえがありました。

また2015年に国宝指定された「虚空蔵菩薩立像」もやや地味な印象ですが、着衣の衣文が「にぎやか」という解説文の表現にあるように特徴的で、製作者は本体より衣文の方に力を入れたのではないかと思われるほどでした。

以上3点だけでも、観に来た価値はあったと思います。


九州国立博物館
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s53.html



本日もご訪問いただきありがとうございました。



備忘録・雑記ランキング

「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」展訪問

展覧会
03 /12 2019
サントリー美術館で開催中の「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」展を観てきました。

月曜日の11:00頃でしたが、比較的多めの人出でで、どの展示作品の前にも2~3人程度はいるといった状況でした。

しかし、ずっと列に並んで観るというほどではないので、自分のペースで観れるレベルでした。

サントリー美術館は、新国立美術館同様火曜日休館なので、たまたま月曜日に時間が取れた時に行ける数少ない美術館です。

2015年三菱一号館美術館での「画鬼・暁斎ーKYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」、2017年Bunkamuraザ・ミュージアムでの「これぞ暁斎! 世界が認めたその画力」、2018年東京富士美術館の「暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─」に続く暁斎をテーマにした展覧会です。

「その手に描けぬものなし」というタイトルが示すように、画風および画題(美人画、風俗画、能・狂言画、動物画、風景・山水画、戯画、錦絵)のバリエーションの多さがこの画家の特徴の一つです。

展示品で最初に展示されているのは、やはり内国勧業博覧会妙技二等賞を受賞した「枯木寒鴉図」でした。この画家の代表作の一つですので、妥当なところです。

この画家は先人の絵を数多く模写していることでも有名なので、暁斎の作品とその元となった作品を並べて展示することをテーマにした展覧会も、企画としては面白いと思います。



サントリー美術館
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_1/



本日もご訪問いただきありがとうございました。



備忘録・雑記ランキング

「ムンク展」訪問

展覧会
12 /20 2018
東京都美術館で開催中の「ムンク展」を観てきました。

平日の11:00頃着いた時は、チケット購入で10人位並んでいました。

入場には待ち時間はありませんでした。

しかし、会場内は混雑しており、最初から最後まで列を形成し、作品の前では2〜3重の垣が出来ている状態でした。

「叫び」「絶望」「不安」は立ち止まらず歩きながら鑑賞の指示が絶え間なく流れていました。

日本人一般にとってムンクといえば、「叫び」以上でも以下でもないと思われます。

したがって、「叫び」のないムンク展はムンク展ではありませんし、入場者数も期待できませんので、当然今回のムンク展にも出展されています。

今回は、版画以外で存在する4つのバージョンのうち、1910年作と考えられている、ムンク美術館所蔵のテンペラ・油彩によるものです。

どのバージョンも舟の有無など細かいところは別として、構図的にはほとんど同じで、違うのは画材とそれに伴う色合い・線の流れ、そしてフィヨルドの海岸線の形状などです。

私も現物は本展覧会のものしか観たことはありませんが、違いの一つとして感じたのは、メインの人物の眼の虹彩(いわゆる黒目)が、本展覧会のものには描かれていない、ということでした。

その意図が何なのか、あるいはそもそも意図されていたのか、はわかりません。

ムンクの描く人物の中には、黒目がはっきりしないものもあるので、ムンクにとって黒目の有無に意味があるのかわかりません。

ただ、「叫び」に関しては、黒目のある作品はどうしても観る者の視線がそこに向かうのに対し、黒目のない本作品は画面全体に視線が広がる感じがしました。

ムンクでは、≪生命のフリーズ≫と呼ばれる、「接吻」・「モナリザ」・「吸血鬼」など同じモチーフを描いた作品群がありますが、今回の展覧会ではそういったものも出品されており、充実していたと思います。

「マラーの死」というとダヴィッドの絵が有名ですが、ムンクにも同名の作品があることを初めて知りました。

個人的には、「病める子」と題する作品群が最も印象に残るものでした。


東京都美術館ホームページ
https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_munch.html

特設WEBページ
https://munch2018.jp/


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