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巡回健診診察マニュアル 77 お薬手帳で見るかもしれない薬(フィブラート)

医療
05 /20 2020
薬効分類名
脂質異常症治療薬ーフィブラート系ー


作用・特徴
・格内受容体PPARα作動薬として働き、脂肪酸の酸化の亢進による肝臓トリグリセリド合成低下と超低濃度リポ蛋白分泌抑制、リポ蛋白リパーゼの活性化、アポC‐Ⅲの合成抑制などを介し、トリグリセリドを低下させる。



用法
クロフィブラート:1日2~3回
フェノフィブラート:1日1回食後
ベザフィブラート:1日2回朝夕食後



禁忌
クロフィブラート
胆石又は既往歴
妊婦・妊娠可能性
授乳婦

フェノフィブラート
肝障害、中等度以上の腎機能障害
胆嚢疾患
妊婦・妊娠可能性
授乳婦

ベザフィブラート
人工透析患者
腎不全等の重篤な腎疾患
妊婦・妊娠可能性



商品名(一般名)/製造会社
1. クロフィブラート(クロフィブラート)/鶴原
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2183002M1374_1_04/


2. リピディル(フェノフィブラート)/あすか製薬=武田=科研
  トライコア(フェノフィブラート)/マイランEPD=帝人ファーマ
粉砕:○
ジェネリック:フェノフィブラート
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2183006F3023_1_09/


3. ベザトールSR(ベザフィブラート)/キッセイ
授乳:回避
粉砕:✕
ジェネリック:ベザフィブラート
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2183005G1234_1_11/




参考書籍
治療薬ハンドブック2020 じほう



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巡回健診診察マニュアル 77 お薬手帳で見る薬(スタチン)

医療
05 /08 2020
薬効分類名
脂質異常症治療薬ーHMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)ー


作用・特徴
・コレステロール合成の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素を特異的に阻害し、肝臓でのコレステロール生合成を低下させる。その結果、肝臓でのLDL受容体発現が上昇し、血液から肝臓へのLDLコレステロールの取り込みが促進され、血液中のLDLコレステロールの濃度を低下させる。



用法
1日1回 (リポバス、ローコールは夕食後)
メバロチンは1日1〜2回



禁忌
重篤な肝障害(メバロチンはなし)
妊婦・妊娠可能性
授乳婦



商品名(一般名)/製造会社
1. クレストール(ロスバスタチンカルシウム)/アストラゼネカ=塩野義
粉砕✖️
併用禁忌:シクロスポリン
ジェネリック:ロスバスタチン
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2189017F1022_1_24/


2. メバロチン(プラバスタチンナトリウム)/第一三共
ジェネリック:プラバスタチンNa
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2189010C1032_2_13/


3. リバロ(ピタバスタチンカルシウム)/興和=興和創薬
併用禁忌:シクロスポリン
ジェネリック:ピタバスタチンCa
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2189016F1028_1_35/


4. リピトール(アトルバスタチンカルシウム水和物)/アステラス
併用禁忌:テラプレビル、オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル、グレカプレビル・ピブレンタスビル
ジェネリック:アトルバスタチン
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2189015F1023_1_38/


5.リポバス(シンバスタチン)/MSD
プロドラッグで、肝臓で加水分解され活性体となる
粉砕◯
併用禁忌:イトラコナゾール、ミコナゾール、サキナビル、テラプレビル、コビシスタット含有製剤、オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/guide/ph/170050_2189011F1025_2_01G.pdf


6. ローコール(フルバスタチンナトリウム)/サンファーマ=田辺三菱
粉砕✖️
ジェネリック:フルバスタチン
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2189012F1020_5_04/



参考書籍
治療薬ハンドブック2020 じほう



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巡回健診診察マニュアル 76 お薬手帳で見る薬(スルホニル尿素薬)

医療
04 /26 2020
薬効分類名
糖尿病治療薬ースルホニル尿素薬ー


作用・特徴
・膵β細胞膜に存在するATP感受性Kチャンネルの調節性サブユニットであるSU受容体に結合しチャネル閉鎖。膜脱分極を起こして電位依存性Caチャネルの開口による細胞内Ca濃度を介し、グルコース濃度非依存的にインスリン分泌を促進



用法
1日1〜2回、朝又は朝夕、食前又は食後



禁忌
重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、重症感染症、手術前後、重篤な外傷
インスリン依存型糖尿病
重篤な肝・腎機能障害、
下痢・嘔吐等胃腸障害
スルホンアミド系薬過敏症歴
妊婦・妊娠可能性

警告
重篤かつ遷延性の低血糖症を起こすことがある

第一世代は現在ほとんど処方されていない


第二世代
商品名(一般名)/製造会社
1. グリミクロン(グリクラジド)/大日本住友
ジェネリック:グリクラジド
粉砕:○

添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3961007F1115_1_12/


2. オイグルコン(グリベンクラミド)/太陽ファルマ
 ダオニール(グリベンクラミド)/サノフィ
ジェネリック:グリベンクラミド
粉砕:◯
高齢者に対しては使用を避ける

添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3961003F1028_4_01/

https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3961003F1087_1_14/



第三世代
アマリール(グリメピリド)/サノフィ
ジェネリック:グリメピリド
粉砕:◯

添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3961008F1020_1_26/




参考書籍
治療薬ハンドブック2020 じほう



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巡回健診診察マニュアル 75 お薬手帳で見る薬(グリニド薬)

医療
04 /13 2020
薬効分類名
糖尿病治療薬ーグリニド薬ー
速効型インスリン分泌促進薬

作用・特徴
・膵β細胞膜に存在するATP感受性Kチャンネルの調節性サブユニットであるSU受容体に結合してインスリン分泌促進作用を発揮
・吸収・消失が早く、SU受容体との結合力が弱いため、SU薬と比較して速効性かつ短時間作用性で、低血糖を起こしにくい。


用法
1日3回、毎食直前 グルファストは5分以内、それ以外は10分以内
SU薬との併用は行わない


禁忌
重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病患者、重症感染症、手術前後、重篤な外傷
妊婦・妊娠可能性
ナテグリニドのみ:透析を必要とするような重篤な腎機能障害



商品名(一般名)/製造会社
1. グルファスト(ミチグリニドカルシウム水和物)/キッセイ=武田
ジェネリック:ミチグリニドCa・OD
粉砕:○
Tmaxが約15分で、グリニド薬の中で最も早い
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3969008F1029_1_19/


2. シュアポスト(レパグリニド)/大日本住友
粉砕:✖️
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3969013F1020_1_12/


3. スターシス(ナテグリニド)/アステラス
  ファスティック(EAファーマ=持田)
ジェネリック:ナテグリニド
スターシスのみ粉砕:◯
添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3969006F1020_1_24/

https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3969006F1038_2_07/




参考書籍
治療薬ハンドブック2020 じほう



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巡回健診診察マニュアル 75 お薬手帳でよく見る薬(チアゾリジン薬)

医療
04 /02 2020
薬効分類名
糖尿病治療薬ーチアゾリジン薬ー
インスリン抵抗性改善薬

作用・特徴
・脂肪細胞の分化・増殖のマスターレギュレーターである核内受容体型転写因子PPARγのアゴニスト
・肥大化した脂肪細胞を減少させ、小型脂肪細胞を増やす


用法
1日1回、朝食前または朝食後


禁忌
心不全および既往歴
重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病患者、重症感染症、手術前後、重篤な外傷
重篤な肝・腎機能障害
妊婦・妊娠可能性


添付文書
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/medley-medicine/prescriptionpdf/400061_3969007F1024_2_02.pdf



商品名(一般名)/製造会社
1. アクトス(ピオグリタゾン塩酸塩)/武田テバ薬品=武田
ジェネリック:ピオグリタゾン
粉砕:○
BNP>100pg/mLで中止検討
膀胱癌治療中の患者には使用を避ける



参考書籍
治療薬ハンドブック2020 じほう



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Radiology2003

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