対訳『古事記伝』 115 (強化週間)
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571.色の韻はキにして、許(コ)は其ノ通音なり、
訳:「色」の韻は「キ」であって、「許(コ)」は「キ」と同じ行の音である。
572.甲ノ字は、甲斐(カヒ)と連(ツヅ)きたる言にのみ書る、
訳:「甲」の字は「甲斐(カヒ)」と続いた場合にのみ使用している。
573.甲(カフ)の韻はフにして、斐(ヒ)は其ノ通音なり、
訳:「甲(カフ)」の韻は「フ」で、「斐(ヒ)」は「フ」と同じ行の音である。
574.服ノ字は、地名の伊服岐(イブキ)とあるのみなる、
訳:「服」の字は、地名の「伊服岐(イブキ)」に使用されているのみである。
575.服(ブク)の韻はクにして、岐は其ノ通音なり、
訳:「服(ブク)」の韻は「く」であって、「岐(キ)」は「ク」と同じ行の音である。
参考書籍
『本居宣長全集』第九巻 筑摩書房 1966年
『岩波古語辞典』 岩波書店 1974年
『古事記注釈 第一巻』 西郷信綱 著 ちくま学芸文庫 2005年
『本居宣長『古事記伝』を読む』Ⅰ~Ⅳ 2010年
『新版古事記』 中村啓信 訳注 KADOKAWA 2014年 電子書籍版
『改訂増補 古文解釈のため国文法入門』 松尾聰 著 2019年
『日本書紀上・下』 井上光貞監訳 2020年 電子書籍版
参考サイト
雲の筏:http://kumoi1.web.fc2.com/CCP057.html
本日もご訪問いただきありがとうございました。

備忘録・雑記ラ
訳:「色」の韻は「キ」であって、「許(コ)」は「キ」と同じ行の音である。
572.甲ノ字は、甲斐(カヒ)と連(ツヅ)きたる言にのみ書る、
訳:「甲」の字は「甲斐(カヒ)」と続いた場合にのみ使用している。
573.甲(カフ)の韻はフにして、斐(ヒ)は其ノ通音なり、
訳:「甲(カフ)」の韻は「フ」で、「斐(ヒ)」は「フ」と同じ行の音である。
574.服ノ字は、地名の伊服岐(イブキ)とあるのみなる、
訳:「服」の字は、地名の「伊服岐(イブキ)」に使用されているのみである。
575.服(ブク)の韻はクにして、岐は其ノ通音なり、
訳:「服(ブク)」の韻は「く」であって、「岐(キ)」は「ク」と同じ行の音である。
参考書籍
『本居宣長全集』第九巻 筑摩書房 1966年
『岩波古語辞典』 岩波書店 1974年
『古事記注釈 第一巻』 西郷信綱 著 ちくま学芸文庫 2005年
『本居宣長『古事記伝』を読む』Ⅰ~Ⅳ 2010年
『新版古事記』 中村啓信 訳注 KADOKAWA 2014年 電子書籍版
『改訂増補 古文解釈のため国文法入門』 松尾聰 著 2019年
『日本書紀上・下』 井上光貞監訳 2020年 電子書籍版
参考サイト
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