私家版西洋哲学史 46. ヤスパース
哲学
46. ヤスパース
Karl Theodor Jaspers
生没年:1883〜1969
出生地:ドイツ 活動地:ドイツ、スイス
キーワード
・限界状況
哲学史的意義
・有神論的実存主義
活動内容
・私はいずれ死ななければならない(死)、私は悩むことから逃れることはできない(苦悩)、意識的・無意識的とを問わず罪を犯すことからは逃れられない(罪責)といった限界状況に直面したときにこそさまざまな状況や人との「まじわり」や超越者との出会いに至り、今生きている私(実存)へと目覚める機会があたえられる、と主張した。
・私という人間はただ孤立して主観として存在するわけではなく、またいかなる対象も私なしでは存在しえないのであり、「人間は主観と客観との対立を越えた包括者である」と考えた。
備考
・主な著作は『精神病理学総論』『哲学』『責罪論』
・精神医学から出発し哲学を研究するようになった。
・キルケゴールの影響を強く受ける。
・ユダヤ人の妻がナチスドイツによって収容所移送が決定していたが、アメリカ軍(アメリカ陸軍第7軍第3歩兵師団)がヤスパースの住むハイデルベルクを占領したため、移送を免れた。
・ハイデルベルク大学教授時代ハンナ・アーレントが教えを受けた。
参考文献
①『ソフィーの世界』 ヨースタイン・ゴルデル著 池田香代子 訳 NHK出版 1995年
②『図説・標準 哲学史』 貫成人 著 新書館 2008年
③『年表で読む哲学・思想小辞典』 ドミニク・フォルシェー著 菊地伸二・杉村靖彦・松田克進訳 白水社 2014年
④『若い読者のための哲学史』 ナイジェル・ウォーバートン著 月沢李歌子訳 すばる舎 2018年
⑤『超訳 哲学者図鑑』 富増章成著 かんき出版 2016年
⑥『武器になる哲学』 山口周 著 KADOKAWA 2018年
本日もご訪問いただきありがとうございました。

備忘録・雑記ランキン
Karl Theodor Jaspers
生没年:1883〜1969
出生地:ドイツ 活動地:ドイツ、スイス
キーワード
・限界状況
哲学史的意義
・有神論的実存主義
活動内容
・私はいずれ死ななければならない(死)、私は悩むことから逃れることはできない(苦悩)、意識的・無意識的とを問わず罪を犯すことからは逃れられない(罪責)といった限界状況に直面したときにこそさまざまな状況や人との「まじわり」や超越者との出会いに至り、今生きている私(実存)へと目覚める機会があたえられる、と主張した。
・私という人間はただ孤立して主観として存在するわけではなく、またいかなる対象も私なしでは存在しえないのであり、「人間は主観と客観との対立を越えた包括者である」と考えた。
備考
・主な著作は『精神病理学総論』『哲学』『責罪論』
・精神医学から出発し哲学を研究するようになった。
・キルケゴールの影響を強く受ける。
・ユダヤ人の妻がナチスドイツによって収容所移送が決定していたが、アメリカ軍(アメリカ陸軍第7軍第3歩兵師団)がヤスパースの住むハイデルベルクを占領したため、移送を免れた。
・ハイデルベルク大学教授時代ハンナ・アーレントが教えを受けた。
参考文献
①『ソフィーの世界』 ヨースタイン・ゴルデル著 池田香代子 訳 NHK出版 1995年
②『図説・標準 哲学史』 貫成人 著 新書館 2008年
③『年表で読む哲学・思想小辞典』 ドミニク・フォルシェー著 菊地伸二・杉村靖彦・松田克進訳 白水社 2014年
④『若い読者のための哲学史』 ナイジェル・ウォーバートン著 月沢李歌子訳 すばる舎 2018年
⑤『超訳 哲学者図鑑』 富増章成著 かんき出版 2016年
⑥『武器になる哲学』 山口周 著 KADOKAWA 2018年
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